Google、Apple、Amazon、Yahoo、Microsoft、Facebookの2013年10-12月期の決算 株価・時価総額

Google Inc(GOOG)、Apple Inc.(AAPL)、Amazon.com, Inc.(AMZN)、Yahoo! Inc.(YHOO)、Microsoft Corporation(MSFT)、Facebook Inc(FB)が、2013年10-12月期の決算を発表している。

Google、Apple、Amazon、Yahoo、Microsoft、Facebookの2013年10-12月期の業績

  • Microsoft(MSFT)、米国時間2014年1月23日発表
  • Apple Inc.(AAPL)、米国時間2014年1月27日発表
  • Yahoo! Inc.(YHOO)、米国時間2014年1月28日発表
  • Facebook Inc(FB)、米国時間2014年1月29日発表
  • Amazon.com, Inc.(AMZN)、米国時間2014年1月30日発表
  • Google Inc.(GOOG)、米国時間2014年1月30日発表
2013年10-12月期の決算 (単位:ドル)
(項目)GoogleYahoo!MicrosoftAppleAmazonFacebook
売上168億6000万12億6600万245億2000万575億9400万255億9000万25億9000万
純利益33億7000万3億4820万65億6000万130億7200万2億3900万5億2300万
1株利益9.900.460.7814.500.510.31

※GAAPベース

TAC
Traffic Acquisition Cost、広告を掲載したパートナーに支払うトラフィック獲得費
1株利益
1株あたりの純利益額
GAAP
Generally Accepted Accounting Principlesの略。ギャープと言うらしい…
US-GAAPは、アメリカの一般に認められた会計原則
非GAAP
株式の報酬や所得税、その他の損益などを調整して、企業の決算をトレーダーに見えやすくする会計?

Microsoft(MSFT)

業績は、アナリスト予測を上回った。

Surfaceの売上高は、前期の2倍で8億9300万ドル。
Windowsの売上高は、前年同期比3%減の53億8400万ドル。
Xboxシリーズ(Xbox OneとXbox 360)の販売台数は740万台で、Xbox Oneは390万台。
Bingによる検索広告の売上高は、34%増加。

エンタープライズ向けは、Officeやサーバ製品などが好調。
SQL ServerとSystem Centerが好調、Office 365とAzureは大好調。

Windows不振、Office堅調、Surface好調、エンタープライズかなり好調。
株価は上昇傾向にある。

Apple Inc.(AAPL)

売上高は575億9400万ドルで、過去最高額を記録。
「iPhoneとiPadの出荷台数も、過去最高を更新。

にもかかわらず、貪欲な市場の期待を裏切って、株価は暴落している。

 予想結果
売上高574.2億575.9億
iPhone5650万台5103万台
iPad2450万台2600万台
Mac450万台480万台

iPhoneの売上高、前年同期比6%増の324億9800万ドル。
iPadの販売台数、14%増の2604万台で過去最高。売上高は7%増の114億6800万ドル。
Macの販売台数、19%増の484万台。売上高は16%増の63億9500万ドル。

日本は、前期比48%増、前年同期比11%増の49億4800万ドル。
OS別スマートフォンシェアで、iOSは日本で68.7%。

世界のスマートフォン出荷台数、前年比38.4%増で10億400万台。

シェアは、サムスン31.3%。
Appleは、18.7%から15.3%に。
以降、中国・華為技術(ファーウェイ)、韓国・LG電子、中国・レノボで、すべて5%以下。

市場のトレンドは、スマホ、新興国、低価格…
これは、Appleブランド、囲い込み高利益のビジネスモデルに反するような…

また、世界を実効支配したMicrosoftも、延命措置のタブレットで息継ぎしているだけでは?
(つまり、低価格で新興国を席巻すると、MSのように衰退フラグが立ちそうな予感。よってサムスンも凋落する?)

そして、PCはヘロヘロなのに、Macはウハウハとは、これいかに?

しかも、Mac OSとiOSは統合しないらしいし、ヘビー級のMac Proや軽量ノートのMacBook Airなど、Microsoftとは系統が違う商品ラインナップになっている。

Yahoo! Inc.(YHOO)

(Yahoo総売上41%の)ディスプレイ広告は、6%減の5億5300万ドル。
検索広告は、4%減の4億6400万ドル。

マリッサ・メイヤーCEOの、買収ラッシュがいつ花開き実を結ぶのか…

Facebook Inc(FB)

モバイル広告による収入が広告収入全体に占める割合は53%、前期の49%から拡大。

月間アクティブユーザー数、12億3000万人で前四半期に比べ3.4%の増加。
ユーザー数は頭打ちに近づいている可能性がある。だが
モバイルユーザー数は8.1%増の9億4500万人。
アクティブユーザーの1日当たりの人数は、22%増の7億5700万人で総ユーザー数の61.5%。

市場は、世界の趨勢としてデスクトップパソコンから携帯端末へのシフトを求めており、
Facebookでは、今期初めてモバイル広告の売上がデスクトップの売上を上回ったので、株価上昇。

Google Inc.(GOOG)

売上も利益も過去最高。
株価上昇。

Googleサイト、105億5000万ドル (前年同期比22%増)。Googleの売上高の67%に相当。
パートナーサイトからの売上高、35億2000万ドル (同3%増)、Google売上高の23%。
Motorolaは、12億4000万ドルで、18%減。

クリック単価は前年同期比11%減。
クリック単価はここ数期、単価が比較的低いモバイル広告の割合が高くなるにつれて低下している。

正社員数は、世界で4万7756人。前四半期末から1335人増加。

Googleは、モバイルのメリットとデメリット、もしかしたらリスク・不確実性をかかえ込んでいるかもしれない。

なお、AppleのMacのように、GoogleもChrome Bookを拡販しており、Microsoftがトレンドを見誤っている可能性が高い。

Amazon.com, Inc.(AMZN)

Amazonは、そしてCEOのジェフ・ベゾスも、よく分からないところがある。

この企業の特徴として、利益が極端に少ない。
将来への惜しみない投資につぎ込んでいる、ということだが、ベゾスがお金儲けに執着していない風でもあるから、次のCEOあたりでどうなるやら…

ともあれ、今期は売上も利益も、市場予想を裏切ったので、株価は下落している。

株価と時価総額

アメリカの株式市場は、決算発表に脊髄反射しつつも、次の売上や利益を織り込みながら買い増し、あるいは損切りやら利確のために売りさばくことがあるので、今は乱高下している感もある。

株価の推移

2014年1月30日現在の株価と時価総額
(項目)GoogleYahoo!MicrosoftAppleAmazonFacebook
1株あたり($)1,182.1035.28 37.12499.56384.5060.97
Market Cap($)379.32B35.77B305.96B446.03B184.47B149.94B
時価総額(円)38兆8727億3兆6657億31兆3548億45兆7092億18兆9045億15兆3659億

1株あたりの値は米時間2014年1月30日 時間外取引のもの。
Market Cap(時価総額)は同上の株価に基づく。Bはビリオンドル。
日本円換算の時価総額は、日本時間2014年1月31日 15:40現在1ドル=102.42円。

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