Yahoo!とGoogleで複合キーワードの検索結果(順位)に大格差現象

地元の提携企業の社長から、あるサイトのバックリンク・システムの話があった。

そこで事前調査、キーワード検索して順位をチェックしてみた。

すると、家政婦ではない、SEO従事者は見た。おぞましい光景を(笑)

Yahoo!で1ページ目、Googleではトップページが表示されない

キーワードは言えない。
だから、Yahoo!やGoogleの検索結果画面のスクリーンショットも貼れない。

そこで、GRCの「上位100追跡」の画像をお見せしよう。

Googleの順位とYahoo!の順位の格差  Yahoo!では1ページ目、Googleではトップページが表示されない

まず左図は、Googleの1位からの並び順と、Yahoo!の順位である。
かなり違っているように見える。

そして右図は、Yahoo!の1位からで、Googleの順位を見る。
こちらの方が、さらに異常であることが分かるだろう。

図の右のところで「-」となっているのは、100位以内ではないということである。

つまり、G・Yの両者を見ても、一方では30位以内なのに、他方では101位以降というサイト・ページがかなり多いわけだ。

しかも、右図の方が目立つ。
Yahoo!では上位表示、Googleでは101位以降。さらにはトップページが検索されない例もあった。

Yahoo!がGoogle化されて、はじめて見る、超常現象である。

複合キーワードとスペルチェッカー 「&nfpr=1」

キーワードは「○△□」の複合キーワードである。

念のため、キーワードにスペースを入れて、別途順位チェックしてみた。

  1. ○ △□
  2. ○△ □
  3. ○ △ □

(2)と(3)では、YとGでほぼ同じ順位となっている…
□が超常現象の原因なのか?

次に、Yahoo!では、「○△■」ではありませんか? とガイドされているので、さらに実験してみた。
□と■は、まあ類似の言葉と言えるだろう。

「○△■」検索では、YとGは同じになる。

さらに恐ろしいことに、Gでは「○△■」と「○△□」が、ほぼ同じ検索結果ではないか!
これは、検索キーワードの□が■に書き替えられているごとくである。

なお、アドレス欄の末尾にでも「&nfpr=1」を追加すると、「○△□」のGoogle検索は、Yahoo!検索の「○△□」と同じ結果になる。
ちなみに「&nfpr=1」は、Googleのスペルチェッカー(Spell Checker)を無効化するパラメータである。

ということは、スペルチェッカーが悪さをして、検索キーワードを書き替えていると!?

ともあれ、万が一のYG順位格差が見られたときは、「&nfpr=1」などでチェックして、テキストマッチやアンカーテキストマッチとして、「○△□」だけでなく「○△■」も手当てしておくべきだろう。

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