言いたいことが確実に伝わる メールの書き方: 小田 順子
東京出張のときに、いつもお世話になっている小田順子さんが出版されました。
雪は降っていませんが、記念して一句
新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事
(あらたしきとしのはじめのはつはるの けふふるゆきのいやしけよごと)
言いたいことが確実に伝わる メールの書き方: 小田 順子
本日、2011年1月13日発売です。
言いたいことが確実に伝わる メールの書き方: 小田 順子: 本
インターネットビジネスでは、受発注の応対や、万が一のクレームなど、メールがコミュニケーションツールの主役です。
私もテンプレートを数十種類用意したBeckyというメールソフトを使っているのですが、この本でいろいろ気づかされました。
つまり、システム化して効率よく受発信しているのですが、仕事が立て込んでいたり、徹夜明けでボーッとしたりしていると、間違いメールを送ってしまうこともあります。
自分のためのメール設定であって、お客さまのためのものになっていない面もあるということですね。
さて、そこまではメールの形式的な部分ですが、肝心なのは内容的なところ。ビジネスの日本語ですね。
言いたいことを確実に伝える。逆に、まぎらわしさ、あるいは胡散臭さを払拭する、そういったノウハウが満載です。
せっかくのオーダーでも、返信メールが残念なために最後の成約にいたらないケースもあるかもしれません。
この本を読んで、今一度ビジネスメールをチェックしてみましょう。
なお、Amazonでキャンペーンを行うそうです。
2011年1月18日(火曜)0:01から19日(水曜)23:59まで、Amazonキャンペーンを実施します。
この2日間にAmazonで本書をご購入いただくと、豪華な特典がついてきます。
お買い上げは、キャンペーンまで待った方がお得ですね。
コンテンツは日本語で書く。国語力なくしてSEOも不可能
ところで、小田さんとはSEOもさることながら、むしろ構造的ドキュメント、あるいは日本語の文章といった、国語仲間でもあります。
SEOにこだわらない人たちは、こぞってコンテンツの重要性を説いています。
そうなんですが、コンテンツは日本語で書かれますし、伝える力は国語力に比例すると思います。
タイトルとか見出しタグにキーワードを書くとか、そういったことを意識せずにユーザーにメッセージを伝える。
ごもっともなんですが、ビジネスとしてのしっかりした日本語や、やはり古典や純文学などに触れておくことも必要でしょう。
スポーツ新聞とか週刊誌とか、あるいはテレビやネットだけだと、日本語も残念になってきますよ。
なお、小田さんには25日のセミナーでもお手伝いいただく予定です。
(冒頭の和歌は、万葉集掉尾に載る大伴家持の有名な歌です)