Yahoo!検索に見るGoogle.com Google.co.jpとは微妙に違う順位
私のメインマシンはWindows 7で、メインブラウザーはFirefox。
もちろん、Internet Explorer(Sleipnir)やChromeやSafariやOperaが、サブブラウザーである。
その環境では、一向にGoogle化Yahoo!が表示されないので、見逃していたのだが、メインマシンのフルバックアップ中に、Vistaで1時間ほどGoogleとYahoo!で検索してみた。
google.co.jpとgoogle.comではSERP・順位が違う
先ほど、仕組みを図式入りでアップしているが、
- Yahoo!のウェブ検索順位は2010年末までにGoogleに
結論は、プロトタイプのインデックス(グローバル版)は、アメリカGoogle本家にあり、日本を含む各国のGoogleにローカル版を渡しているのだろう。
最大の問題は、google.co.jpとgoogle.comではSERP(検索結果)が違うことである。
つまり、微妙に順位が違っている。
14番目にあるページが16番目に表示されるときは、あっそう! と済ませることができるが、
片方で19番目が、他方で21番目になると、憎らしい。
そして、私のVistaのIE(Sleipnir)で、米Google・日Google・日Yahoo!をいつもメタ検索しているのだが、これが日米Googleで相違が見られ、かつ米Googleと日Yahoo!が非常に近いという現象になっている。
google.co.jpとgoogle.comで順位が違うなら、日Yahoo!でもさらに違うものが出てくる
こんな数番違いで一喜一憂することほどアホらしいことはないのだが、本質的には、グローバル版インデックスのローカライズにおいて、日Googleは独自のフィルターを導入している可能性があるということだ。
これは昔話、FloridaとAustinの順位変動のタイムラグでも経験済みである。
この、ユーザーがクエリーを渡し、SERPを受け取るウェブサーバーの手前に、フィルターが挟み込まれると思われる。
Yahoo!的には、フロントエンドの向こう側(または内部)になる。ここに、Yahoo! JAPANも、それなりのフィルターを挿入することが可能だろう。
その、日Yahoo!の独自SERPの心配と、それ以前にYahoo!が載せるGoogleエンジン対策は、google.co.jpではなく、google.comで検証するべきということ。