Googleの「-###」ペナルティ? Yahoo!ダウンペナルティから脱出したページが…

目下、セミナーに向けて、プログラムや配付資料、プレゼンデータの最後の仕上げに忙しい。

ところが、肝心のセミナーで実演しようとしている弊社管理サイトの事例を追跡していたところ、なんと、Googleのペナルティか?とおぼしき現象を見つけてしまった!

Googleで今まで15位だったページが80位に…

GRCは、非常にすばらしい順位チェッカーで、過去の順位はおろか、そのときに表示されていたページまでも記録してくれている。

たった今気づいたとしても、さかのぼって検証ができるから、これはSEOに携わる者には必須必携のツールである。

と、他社製品の宣伝はともかく、GRCによると

  1. A + B のキーワードが15日に圏外に…
  2. B + A はすでに4日に圏外に…
  3. 同じ順位で、別のページが表示されている

よく調査してみると、つまりGoogleのサイトで検索したり、GRCの検索結果表事件数の設定を変えたり、現実はどうなっているのかを精査した。

GRCは、同じドメインで2番目に出てくるページ、クラスタリングというかインデント表示されるページをゲットしないらしい。

よって、1番目が15位、2番目が80位の場合、100件検索の設定では2番目のページが1番目のページの下にインデントされて表示されるから、これが見逃されるということだ。
むろん、3番目のページは、検索エンジンでは表示されないから、順位が出ないことになる。

よって

  1. A + B のキーワードで15位に表示されていたページは、実は80位になっていた
  2. B + A のキーワードでも15位に表示されていた(1)と同じページは、同じドメインの3番目にあたるらしく、検索結果からまったく消えている

この現象からは、Yahoo!ダウンペナルティと同じように、Googleもキーワードにペナルティをかけているかのようであり、さらに「B」に特にペナルティが強くはたらいていると思われる。

しかも、このページ。Yahoo!ダウンペナルティによくかかるので、Yahoo!向けにチューニングし続けているのだが、これがリカバリーできた矢先のできごとである。

なんてこった!

7月28日のセミナーでは

なお、今度の新宿のセミナーでは、

  • サイトの現状に対する、SEOチェックシート
  • Yahoo!ダウンペナルティのリカバリーチャート
  • Google・Yahoo!・Bingの順位アップとリカバリーのチャート

を用意して、事前配付資料も充実させている。

SEOを知らない・分からない人向けというのは、結局、この現状のチェックや調査の方法が分からない人が対象ということである。

さらに、診断ができないところにもってきて、なぜ順位が上がらないのか、ダウンしたのはペナルティのせいなのか、はたまた、アップさせることやダウンリカバリーの方向性は何か。

よって、これらがお分かりでない方が圧倒的に多いので、ほとんどの人がSEO初級者といっても過言ではない…

結局は、まるでキャンプのような深さであり、それでいて、SEO塾理論の押しつけではなく、今あるサイトの自己評価や、チェックシートやチャートを使って、ポイントをしぼった対策を打てることにもなっている。

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