2010-01-26 Yahoo!インデックス更新 日本とアメリカの公式ブログで告知

米日Yahoo!で、YSTのインデックス更新が告知された。

SEO塾のセミナーと、Yahoo!の更新や何某かの事件が重なることが多い。

Yahoo!の更新のペースと順位変動

あいかわらず、Yahoo!検索 スタッフブログへのトラックバックが見苦しいほど多すぎる。
有意なコンテンツ、あるいは10行以上独自の文章を書いていないブログは、控えて欲しいものだ。

また、YSTインデックス更新と、日Yahoo!アルゴリズム更新の区別がついていないものが多い。

さらには、今回のようになぜ、アメリカYahoo!管轄のYST更新なのに、日本Yahoo!で発表が先行したのか、あまり分かっていないものも目に付く。

まず、日本のアナクロな著作権法のしばりで、検索エンジンのサーバーは国内におけないようになっている。
アメリカにサーバーがあれば、それを日本のユーザーに見せるような商売をやってもかまわないところに、日本の法運営の出たらめっぷりがクローズアップされるだろう。

よって、日本Yahoo!の検索スタッフも、アメリカのYahoo!が運営するYSTのサーバーの近くで勤務している人たちも多いと思われるのである。

次に、アメリカYahoo!の検索と広告は、MicrosoftのBingとadCenterに切り替えることが決定されている。いつそうなるかと言うだけである。
さらに、YSTや旧Overtureのスタッフも、MSへ移籍する。

Yahoo!の検索シェアが高いのは、日本だけである。

このことから、現在では、日本Yahoo!がYSTへの影響力、あるいは支配力が非常に高まっていると想像できる。
YST更新、およびその告知も、日本がアメリカに先行しても、当たり前と言えるのだ。

さらには、日本Yahoo!の独自アルゴリズム更新のみならず、YST本体のインデックスやアルゴリズムも、日本Yahoo!側の主導であってもおかしくない。
スタンフォード大学院出身の、数学や統計学の博士号をもった人たちが作り上げている、Googleの検索エンジンのレベルとは比較になりそうもないわけである。

よって、いよいよGoogleとはかけ離れた、検索エンジンとしてのあるべき姿からはほど遠い、異様な検索結果が出てくる確率も高くなっても不思議はない…

なお、今回はTDP関連のパラメータがあまりいじられていないようなので、TDPを受けたところはそのまま、かつ大袈裟な順位変動もあまり起こっていない、小幅の変化と見えなくもないようだ。

Yahoo!(YST)のインデックス更新と日Yahoo!のYST検索アルゴリズム刷新/更新

SEO塾は、Yahoo! Search BlogのWeather Report Archivesをチェックしているが、下表はその日付と更新間隔の一覧である。

有意味なデータになるかは別として、2月から翌年の1月というYahoo!の更新のスケジュールを追ってみた。

Yahoo!更新
YST日Yahoo! YST日Yahoo! YST日Yahoo!
2009-2010 2008-2009 2007-2008
2010-01-26  2009-01-19  2008-01-22 
 2009-12-07  2008-12-04  2007-12-10
   2008-11-21  2007-12-05 
   2008-10-14  2007-10-31 
      2007-09-26 
 2009-09-14  2008-09-25  2007-08-30
2009-09-03  2008-09-09  2007-08-23 
   2008-08-04  2007-07-19 
2009-06-02  2008-06-30  2007-06-06 
 2009-05-22  2008-06-09 2007-05-23 
   2008-05-27  2007-04-03 
2009-04-07  2008-04-21   2007-03-31
2009-02-25  2008-03-03  2007-02-28 

YSTインデックス更新の日付は、アメリカもしくは日本のYahoo!から公式に発表された日。
米日どちらか早い方を採る。

何の根拠もないのだが、YST更新は飛ぶ可能性が大であるものの、次の日本Yahoo!の独自更新は2月終わりか3月はじめに来るだろうか?

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