Yahoo!ダウンペナルティの診断法 depth:0 site:コマンド
SEO塾の真骨頂は、順位下落のリカバリーに実績があるものの、そもそも順位ダウンを回避するビビりのSEO、さらには順位変動が起こることを想定したメインサイトの複数立ち上げである。
よって、臆病者のSEOや、このメインサイトが落ちても別のメインサイトがあるから安心、といったSEO塾の神髄にカルチャーショックを受けていただいてこそ本望なのである。
ゆめゆめ、ちょいちょいとあそこをいじって元の順位に回復、と期待なさらないように…
そもそも、順位ダウンしたら、パブロフの犬のように「ペナルティ!」と吠えないことこそ肝要である。
ブラックハットではないのに順位ダウン。これがSEO塾の「ペナルティ」
なお、SEO塾は、SEOをモジュール化し、まもなくテンプレートも発売するのだが、注意するべきは次のことである。
キーワードは、書く位置も問題だが、それ以上に書き方の方がもっと問題である。
今のところキーワード突出度をベースにしているが、突出させて順位アップ、突出させすぎてTDP。
もひとつおまけに、突出させなくてもTDP、と。
では、そのTDPかどうかの判断であるが、今一度おさらいさせていただく。
このデータで診断せずに質問や問い合わせや、申し込みをされてもお互いに食い違いが生じるからである。
Yahoo!ダウンペナルティの診断はdepth:0 site:コマンドで
今まで、日Yahoo!での「depth:0 site:コマンド」と、日米Yahoo!のサイトエクスプローラーのデータで、新旧TDP診断を行っていた。
今後は、日米Yahoo!の「depth:0 site:コマンド」で、少し簡略化したいと思う。
「depth:0 site:www.seoragnarok.com」の検索式の意味は、
- www.seoragnarok.com というサイトで、Yahoo!がインデックスしているページを抽出
- その内、サイトトップページと同じ階層のページ・ディレクトリーに限定
ということである。
このときSEO塾としては、Yahoo!版のPageRankである「WebRank」のスコアが多い順に並べられると仮説を立てている。
WebRankは、キーワードとは無関係に、リンクの質と量、ドメイン・ページ・URLの価値などに基づいていると推察している。
また、米Yahoo!(YST)のアルゴリズムとフィルター、および日Yahoo!のフィルターの3つが、検索結果を左右していると想定している。
depth:0 site:コマンド による診断
まず、YSTインデックス更新や日Yahoo!独自更新、それ以外などで、順位がダウンし、特定のキーワード検索でトップページなどが1000番以降の圏外に追いやられているなら、Yahoo!ダウンペナルティと言えるだろう。
パターンは、次のとおり。
↑はSEO対象ページが上の方、↓は下の方に表示されているという意味。
- depth:0 site:コマンドで米↑日↑:ただの順位下落もしくはブラックハットに対する罰
- depth:0 site:コマンドで米↑日↓:旧型TDP
- depth:0 site:コマンドで米↓日↓:新型旧型混在TDP
- depth:0 site:コマンドで米↓日↑:新型TDP
要するに、日↓なら旧型TDP、米↓なら新型TDP、ということである。
depth:0 site:www.algorism.co.jpで米↓日↑の意味
実は9.4に、この公式ブログ:www.seoragnarok.comと、旧SEOブログ:www.seojuku.info/seoblog/で、旧型TDPが発動したものの、SEO塾テキストのTDPリカバリー策および応用によって、生還できている。
さらに同じ9.4に、SEO塾メインサイト:www.algorism.co.jpでも新型旧型混在TDPが発症し、すべてのキーワード検索で1000番圏外に追放されたのだが、これまたSEO塾テキストのTDPリカバリー策および応用によって、「SEO塾」「株式会社アルゴリズム」では順位回復できている。
ところが、回復したのは旧型TDPのみであって、新型TDPの方は解除できていない。
この日米depth:0 site:コマンドでは、いろいろなSEOデータが盛りだくさんなのだが、今回特に気になったのは、トップページタイトルの変更が日Yahoo!で先に反映され、米Yahoo!ではまだ変わっていないということである。
ということは、SEO塾の推察どおり、旧型TDPは日Yahoo!のフィルターによるものであり、米YSTとは別に、Yahoo! JAPANはフロントエンド用の日本独自のキャッシュサーバーを運営しているのだろうということになる。
つまり、日本のユーザー向けに、Yahoo! JAPANが采配するフィルターが稼働して、旧型TDPもその支配下にあると推察できるのである。
ちなみに、日↓なら旧型TDPということで、日Yahoo!のキャッシュサーバーにお伺いを立てるのだから、キャッシュの日付変更のペースでTDPからの解放の手応えをつかむことができる。
しかし、米↓なら新型TDPであり、これはYSTのインデックス更新のペースになるので、次の更新まではリカバリー策の成否を確かめることもできないと言えるだろう。