SEO塾セミナー・キャンプ大阪 確認メール送信とHTTP ステータス コードを確認
今回のキャンプ・参加予定者とセミナー大阪会場・受講予定者には、確認のメールをお送りしている。
もし届いていない方がおられたら、早急に連絡をお願いしたい。
HTTP ステータス コードを確認するツールとSEO的意味
SEOマスターを要請するMBA講座を目指すキャンプはともかく、今回はセミナーでさえも、非常に広く深い内容となっており、限られた時間では扱う情報量がはみ出すおそれがありそう。
よって、かなりボリュームのある事前配付資料をダウンロードしていただくようにしている。
この資料は、必要に応じて、つまり暗記できる方を除いて、印刷して持参していただきたい。
また、持参云々の前に、予習もお願いしたいところである。
ブラウザーでページを閲覧し、HTTP ステータス コードを確認する
さて、現在のYahoo!やBingで起こっているダウンペナルティの原因を探るには、ブラウザーで自サイトのページを表示して、HTTP ステータス コードをトレースしてみるべきである。
SEO塾の推奨は、FirefoxとLive HTTP Headersのアドオンである。
また、どうしてもMicrosoftのInternet Explorerがいいの!という方は、ieHTTPHeaders で適当なページを開いて、インストールする。
本当は確認する必要はないと言えるかもしれない。
なぜなら、世界中でこのトラブルに対応できているのはGoogleだけだからである。私の確認する範囲では…
つまり、Yahoo!もBingも、自サイトが対応できていないのに、こちらにペナルティをかけてくるから、腹立たしい!
今にして思えば、ヘルプも、Googleは静的ページなのに、Bingを含むMicrosoftのサイトはすべて動的ページである。
たぶん、Microsoftの中の人は、Webページの地獄を知らないし、対応もしないし、できないだろうと思われる。
Yahoo!検索がBingを搭載したときが、この世の終わりかもしれない…
同一ページが複数のURLでインデックス。存在しないページのURLで404を出さずに別のページを表示
なお、CMSなどの動的生成システムを採用しているECサイト、あるいはブログなどは、このダウンペナルティのキャリア(保菌者?)となっており、いつでもあるトリガーが引かれると発症する可能性がある。
Yahoo!のダウンペナルティの疑いがありそうな、データベース型、動的生成型の商用サイトは、要注意である。
楽天などのモールや、ネットショップ構築支援ツールなどでも、売り切れなどによって商品ページを安易に削除していると、404ステータスコードを出していない、あるいはさらに転送していたりするから、検索エンジントラブルを招き寄せることになる。
さらに大きな問題は、特にBingでは、301であろうと、robots.txtでブロックしようと、メタタグでfollowやindexやcashを拒もうと、canonicalで正規化していようと、一番最初にインデックスしたURLがそんなに好きでたまらないのか、いつまでも新しいURLに差し替えないことである。
よって今、Yahoo!で順位ダウンしていて、Bingでも調子が良くないところは、何もしなければ、Bing搭載まで、そしてBing搭載後も、ずっとずっと順位ダウンする可能性が非常に高い。
再起不能かもしれないので、ペナルティの分析とか、にわかリカバリーとか止めて、新しくサイトを立ち上げた方が費用対効果が圧倒的に高いだろう。
Amazonの事例
最後に、SEOを極め尽くしたAmazonでも、Yahoo!ではボロボロとなっている例をあげよう。
- 市場の変相 – Google 検索
- Yahoo!検索 – 市場の変相
- 市場の変相 – Bing
まず、Yahoo!ではAmazonの商品ページがトップ表示されていない。
さらに、クリックしてアドレスを見ると、GoogleとBingは同じものだから、Amazonも狙いどおりなのだろうが、Yahoo!ではそうはなっていない。
- Googleの検索結果をクリック
・Amazon.co.jp: 市場の変相: モハメド・エラリアン, 牧野 洋: 本
http://www.amazon.co.jp/%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%A4%89%E7%9B%B8-%E3%83%A2%E3%83%8F%E3%83%A1%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3/dp/483341905X
- Bingの検索結果をクリック
・Amazon.co.jp: 市場の変相: モハメド・エラリアン, 牧野 洋: 本
http://www.amazon.co.jp/%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%A4%89%E7%9B%B8-%E3%83%A2%E3%83%8F%E3%83%A1%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3/dp/483341905X
- Yahoo!の検索結果をクリック
・Amazon.co.jp: 市場の変相: モハメド・エラリアン, 牧野 洋: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/483341905X%3FSubscriptionId=1CR2KCSDNRVJY76AMX82&tag=ikedanobuo-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=483341905X
まったくアホらしいことに、「ikedanobuo-22」と例の池田信夫さんのアフィリエイトIDが付いているわけだ!!
つまり、「市場の変相」のYahoo!検索からAmazonへ行くと、池田信夫さんに報酬が入るわけ?
念のため、もうひとつ。
- ブラック・スワン – Google 検索
- Yahoo!検索 – ブラック・スワン
- ブラック・スワン – Bing
そして検索結果をクリック、
- Google:Amazon.co.jp: ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月 衛: 本
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3-%E4%B8%8A-%E2%80%95%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E6%80%A7%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA-%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%96/dp/4478001251
- Bing:Amazon.co.jp: ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月 衛: 本
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3-%E4%B8%8A-%E2%80%95%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E6%80%A7%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA-%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%96/dp/4478001251
- Yahoo!:Amazon.co.jp: ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月 衛: 本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001251/investment-22
今度はもっとわかりやすい短いURL。そして「investment-22」w
- Yahoo!検索 – inurl:"investment-22"
- inurl:"investment-22" – Yahoo! Search Results
つまり、これほどYahoo!のインデクサーの性能は劣っているのである。
これが、すべての動的生成サイトで起こっているから、ペナルティも広範囲、かつリカバリーが難儀するわけだ。