SEO塾キャンプはSEOマスター養成講座 検索エンジンのことは検索エンジンに聞け

弊社も設立2年目に突入し、新システムを拡充し、この度「SEO塾キャンプ」を実施する。

SEO塾キャンプは、いわばSEOマスター講座であり、弊社がSEO業務として具体的にどのようなことを行っているのか。その一端を披露したい。

SEOツール 検索エンジンのことは検索エンジンに聞け

サーバー型、インストール型、順位チェッカーも豊富に存在している。

注意する点としては、検索会社の提供するAPI(Application Programming Interface)を利用しているものがほとんどなので、実際にYahoo!やGoogleのサイトで検索するものとは順位が違うケースが出てくるということである。

つまり、検索会社は、一般ユーザーに見せるフロントエンドのキーワード検索結果とは違う、別途のインデックスをAPI側に回している可能性があるからだ。

だから、やはりSEOの基本としては、一般のユーザーが見るであろう検索サイトでのキーワード検索を最重要視しなければならないのである。

通常のキーワード検索とインデックス・バックリンク検索

ところが、キーワード検索についてはそのとおりなのだが、われわれSEOが求めるインデックスやバックリンクについては、大きく事情が異なってくる。

検索サイトでの、インデックス調査(siteコマンド)やバックリンク調査(linkコマンド)は、SEOをさせたくないという意図があるのか、あまり役立つデータを表示しない現実がある。

例えば私は、管理サイトのチェックは次のように行っている。

検索会社ツールでSEOデータチェック
  インデックスバックリンク
GGooglesiteコマンドウェブマスターツール
YJYahoo!日本サイトエクスプローラーサイトエクスプローラー
YusYahoo! USSite ExplorerSite Explorer
MSBingWebmaster CenterWebmaster Center

実は、インデックス調査も、自サイトのページのインデックス数だけでなく、表示順を眺めただけでも、アルゴリズムやペナルティの影が見えてくる。

また、YJとYusがインデックスでもバックリンクでもいちじるしく相違している場合があり、日Yahoo!でペナルティを受けている、米YSTのアルゴリズムが影響している、などある程度ガイドラインとなってくれる。

また、MicrosoftのBingのツールは、それ自体ではほとんど使いものにならないのだが、まず他にない発リンクのデータを表示してくれることと、GoogleやYahoo!の対策にとって大きく役立ってくれることがある。

つまりBingは、検索エンジンとしては昔のmsnやLive Searchと変わらないのであるが、Microsoft社の検索エンジンは、よく見ていくと、アルゴリズムはGoogleに近く、ペナルティはYahoo!に近いのである。

よって、Bingサイトでのキーワード検索や、順位チェッカーのデータ、はたまたBingのWebmaster Centerのインデックスやバックリンクなどを、ある程度うがって調査すると、GoogleやYahoo!の順位アップや変動リカバリーに活かすことも可能なのである。

順位は検索サイト、インデックスやバックリンクは検索会社ツールで

ということで、順位チェッカーによる日々の推移は当然のことであるが、随時、ユーザーと同じ画面で自サイトの検索される姿を見ておくべきである。

さらには、異変を体得するにも、検索サイトのSERPs(検索結果画面)が最も準拠するべきデータなのである。

ただし、SEO業務としてのインデックスやバックリンクは、検索会社が提供するツールを活用する。

このツールも、SEOマスターはアルゴリズムやペナルティを見て取るということである。

以上の内容は、キャンプ午前中の最初のプログラムである。

«
»