Yahoo!ログールはソーシャルアクセス解析 SEOを補完する新興ソーシャルネットワーク

このブログかYahoo!メルマガで書いたと思うが、小飼弾氏の 404 Blog Not Found に触発されて、今いろいろな実験を行っている。

今回は、Yahoo!ログールとSEOを補完するかもしれない新しいソーシャルネットワークについて書いてみる。

Yahoo!ログールによるソーシャルネットワーク活用の練習

さて今、404 Blog Not Founに学んで、行中のYahoo!ログール。

  • アルゴリズムさんのプロフィール – Yahoo!ログール [SEO塾のアバター]

かなりアクティブに、お気に入り登録に励み、ファンの数も増えて、今↓こういう位置にいる。

  • 人気の管理者 – Yahoo!ログール

なお、Yahoo!ログールは、「ソーシャルアクセス解析」ともいうべきもので、

  • 登録者(サイト管理人)の、嗜好(お気に入り)と、人気(ファン)
  • 登録者の訪問サイト(おでかけ帳)
  • 登録サイトの訪問者(足あと、リアルタイム)
  • 登録サイトの前日までの簡易なアクセス解析(サイトサマリー)

などが、衆目にさらされる。

ソーシャルというからには、アクセス解析が、部分的ではあるものの、一般に共有されるということである。
そして、上記リストアップしたもろもろの情報から、他のサイトや管理者へもアクセスが可能となり、思わぬ出会いが、それゆえ偶然の訪問も発生するということである。

この、意図しないトラフィックこそが、Yahoo!ログールの魅力と私は思うのである。

ところで大失敗したのは、サイトエクスプローラーやYahoo!メルマガを発行するYahoo! IDで、Yahoo!ログールも登録してしまったことである。

特に、塾生などのサイトがおでかけ帳に残ることが、非常にまずい。

しかたなく、Google ChromeをYahoo!のサイトエクスプローラー専用にしたものの、このブラウザーではYahoo!メルマガを発行できない。
Yahoo!メルマガは、WindowsではIE、IEエンジンのタブブラウザー、Firefoxのみが推奨のブラウザーである。

そして、Yahoo!検索で、カテゴリ登録サイトのフォルダーアイコンなどを表示させるには、やはりYahoo! IDでログインしておかないと、支障が出てくる。

また、Yahoo!オークションは、別の専用IDを使っていて、これらをブラウザー固定にすることもままならない。

ということで、さらに「AIDC」を常駐させて、Firefoxで複数のYahoo! IDを使い分けることにした。

この「AIDC」によってFirefoxでYahoo!メルマガ発行とYahoo!オークションを切り替え、Chromeでログールやサイトエクスプローラーを管理、Sleipnirは検索専用、というバカげた使い分けに落ちついたのである。

Sleipnirは、いろいろな検索子を登録しており、GとYの同時メタ検索などもやっている。
Yahoo!では、カテゴリ登録アイコンの表示のためにIDログイン、Googleではカスタマイズされない結果表示のためにログアウト、という鬱陶しい作戦を採用している。

Yahoo!ログールはSEO目的ではなく、ソーシャルネットワークの有効性の試験

ところで、私は別のYahoo! IDでもYahoo!ログールを利用していた。

  • 今はアルゴリズムだよ!さんのプロフィール – Yahoo!ログール [招きライオンのアバター]

当分放置していたところ、莫大なファンがいらっしゃったので、最近、このファンのすべてをお気に入りに登録し、逆にお気に入りに入れていたもののファンではなかった管理者を削除したところである。
よって、お気に入り数とファン数は完全に一致しているはずである。

本当は、このIDのYahoo!ログールを削除したかったのだが、せっかくファンとなっていただいた方たちの労力を無駄にするのも申し訳なく、登録していた3サイトを1サイトのみに減らして、存続させた次第である。

Yahoo!ログールでの今の私の考えとしては、ファンになっていただいたら必ずお気に入りに登録するということである。
これが「ソーシャル」、つまり「社交」の私の解釈である。

これを積み重ねることによって、例えば私のYahoo!ログール画面を見て、新しい管理者やサイトを知ることになることが起こるはずである。
現に私も、いくつものすばらしい管理者や有益なサイトを、Yahoo!ログールで見つけている。

だから、サイト管理者の社交性として、Yahoo!ログールの活用は、必須ではなかろうか(笑

なお、SEO塾のアバターのログールの方では、積極的にお気に入り登録をやっていて、ファンを増やすという痛い行動が目立っている(笑

「相互ログール」の試みである。

こちらは、ソーシャルネットワークの効果測定だけでなく、先日のYahoo!メルマガでも、お願いしたら500名以上の読者増となったように、「頼んでみる」「積極的にアプローチする」「とにかく露出する」といった、行動経済学の研究の実践でもある。

Yahoo!ログールはSEOに使えない・使わない

なお、SEOといえばリンクと脊髄反射するようなことは止めた方がいいと思う。
さらには、1つ2つのリンクをスパムとか大袈裟に騒ぐことも…

リンク1個は1リンクに過ぎないので、どんなに有益で由緒あるドメインであっても、1リンクは1つのリンクのSEOスコアしかもたらさない。スパムにさえならないのである。

Yahoo!ログールのリンクとかを気にする検索上のブラックハットよりも、複数のログール管理者となって相互ファン・お気に入り登録しているような自作自演の方が、よほど露骨なスパムである。しかも滑稽な。

なお、Yahoo!検索で上位表示に役立つリンク、Yahoo!ログールよりも圧倒的に効果的な米Yahoo!が運営しているサービスを利用したリンクについては、弊社発行のYahoo!メルマガにて2回ほど言及している。

バックナンバーも暫定的に公開しているので、探してみるといいだろう。

  • Yahoo!メルマガ – SEOアクセスアップSEMオーダーアップSEO塾

SEOによる販売促進という神話

当たり前のことだが、集客はリアル、ネットを問わず販売のはじめの一歩である。

ただし、SEOは数ある集客手段のひとつに過ぎない。
しかも、ほぼ新規見込み客の獲得が目的となる。

さらに、特にリアルの営業に携わったことがあれば、売上をつねに新規顧客に頼ることの愚かさも身に染みているはずである。
世に広まっている営業関連のベストセラーの神髄は、リピーター対策こそが王道となっている。

しかし、新規客ゼロで、既存客オンリーの経営もリアリティがない。
顧客の自然減は織り込まねばならないし、新しい顧客を獲得しなければ、いずれ会社はつぶれるだろう。

さて、SEOは新規見込み客の獲得手段であるが、もし、商用キーワードで5ページ目とか10ページ目しか入っていないのであれば、検索エンジンからの集客はほぼゼロである。

よって、新規売上ゼロのまま、上位表示への努力を続けるか、より現実的で賢明な意志決定として、SEO以外での新規客の獲得方法を開発しなければならない。

買い物のために検索する割合

先日発売された インターネット白書2009 によると、商品情報の収集としては、検索が減って、直接に楽天やYahoo!ショッピング、あるいは価格比較サイトへ向かっているらしい。

つまり、一般のユーザー、消費者は、検索よりも、モールやポータルを利用する傾向が高まっているということである。

SEOで売上増というのは、○○の一つ覚えになりつつあるということだろう。

しかし一方では、消費者行動の一定の割合を占めている以上、SEOをやって上位表示すれば、新規客からの売上増には大きく貢献することも間違いない。

SEOを脅かす新しいソーシャルネットワーク

いつものように、エントリーが長々しくなってしまった。

私は、SERPs(検索結果画面)のカスタマイズとか、ローカル情報を加味したパーソナライズとか、そういったことよりも、検索エンジンを使わない買い物習慣の浸透の方が、SEOの寿命を縮めたり、威力を弱めたりするのではと思っている。

たとえば、algorism (algorism) on Twitter でブログの最新エントリーをつぶやいている。

これは、algorism – FriendFeed からTwitterへ供給している。

興味のある方は、はてなブックマーク – ALGORISMのブックマーク で「2009年6月19日」の百式管理人のブクマを探して、挑戦してみるといいだろう。

また、私はFacebookでも希望のURLを取得できた。
しかし、Facebookのビジネス活用法は、まだ研究中なので、希望のURLは貼らないでおく。

察するに、検索エンジンの利用の度合いや時間、はたまた商品やサービスの購入で検索するという行動が、これからは減少していく可能性があるということである。

ほんとうの意味で、特に新しいソーシャルネットワークに最適化するべき時代となってきたと思う。

SMOからSNOへ

少し前までは、SMO、ソーシャルメディア最適化と言われていたが、ソーシャルメディアでは、ブログやソーシャルブックマーク、あるいはmixiやgreeなどのSNSを主たるターゲットにしていたように思う。

そうではなく、それらをもオールド・メディアに追い込むようなTwitterのような新興のソーシャルネットワークこそが、21世紀のインターネットのビジネス地図を書き換えるのではと、私は思っている。

メディアという表現では、メディアの運営者が偉く思えてくる。
だがしかし、メディアはあくまでもコミュニケーションの装置、舞台、広場に過ぎない。

人が集まらなければ、ただの空き地なのである。

よって主役は一般のユーザーであり、その自生的なネットワークにこそ価値があるのである。

私は、以後ソーシャルメディアという表現を棄て、ソーシャルネットワークに一本化する。

さて、SNO=ソーシャルネットワーク最適化(Social Network Optimization)が、SEOを補完するのではなかろうかと…

検索エンジンだけを相手にしていたら、時代遅れになりますよ(笑

«
»