Googleのnofollow PageRank Sculpting(スカルプティング)否定とは別の問題

一部のSEO情報ブログで、GoogleのPageRank Sculpting(スカルプティング)が俎上に載せられていたが、弊社/SEO塾は最初からこれを取り上げてこなかった。

過去に、一部の塾生からの問い合わせがあったものの、検索エンジンによるnofollowの取り扱いも統一されておらず、かついつでも恣意的に「仕様」が変更される可能性がある以上、積極的に操作する価値を見出さないのでやるなら自己責任で、こちらは一切無関係と突き放していた。

ちまちましたSEOの小技は、自分でやるのも面倒、人に説明するのも鬱陶しい、何か起こったときは超大変、ということである。

PageRankスカルプティングの否定は、Googleガイドラインの趣旨と矛盾するから?

ということで、はじめからなかったことにして静観していたのだが、次の記事を真面目に読みながら、ふと思いついたことがある。

PageRankスカルプティングの否定は、Googleガイドラインの趣旨と矛盾するから?::SEM R

で、なぜGoogleが今更PageRankSculptingを否定するかを考えてみたのですが・・・結局のところ、nofollowによるPageRankコントロールを認めることは、ウェブマスター向けガイドライン全体の趣旨・方針に反する可能性があることに気がついたからではないかと考えられます。

さすがは渡辺さんである。

SEOも、検索エンジン会社の意志決定者、アルゴリズムの上流まで射程に入れてこそ、本物となるわけである。

そして、私の結論を、渡辺さんの言葉で補強しておこう。

個人的にはPageRank Sculptingなんて97%のウェブサイトにとって不要物だと考えていますので、今回の発表はどうでもいい話です。

nofollowをどこにおくか頭を悩ませるくらいなら、サイトアーキテクチャを設計する段階で人とクローラの両者を考慮しておけよ、と。

「97%」という細かい数値は、どうやって出したの? という突っ込みはなしにしましょ。

ブログのスパム、トラックバックやコメントのリンクのnofollow

さて、Google、Yahoo!、Microsoftなどの検索会社が連携して、他人のブログを踏み台にするスパマー対策として打ち出したのが、nofollowだったわけである。

で、今回のPageRankスカルプティングの否定は、Googleはこれをややブラックハットと認定したのだろう。

問題は、PageRankスカルプティングをやっていないブログでも、スパマーがトラックバックやコメントによってスパムリンクを貼り付けるたびにnofollowが仕込まれたら、この結果、正当なリンクのPageRank配分が相対的に低下することになることだ。

ということは、スパムのトラックバックやコメントは、とにかく削除しておくことがベストということになる。

やれやれ。

面倒臭いことである。

«
»