{追記}Googleのサーチウィキ(SearchWiki)の衝撃 ってあるはずがない…

Googleが検索に機能を追加している。

  • Google Japan Blog: サーチウィキ: 検索結果表示をカスタマイズできるようになりました

サーチウィキ(SearchWiki)はソーシャル検索の試み?

また、おっちょこちょいが、これでSEOはオワタ\(^o^)/と騒ぐかな(笑

GoogleサーチウィキによるSEOへの影響は? :: SEM R

当面はサーチウィキによる影響はないと考えられます。理由は、(1)Googleアカウントでログインしているユーザ限定であることと、日本でのアカウント利用者数、(2)サーチウィキで積極的にカスタマイズしようとするユーザ数、(3) カスタマイズされうるキーワードの種類のその数、(4)カスタマイズの程度(除外数、順位変更数)などの定量情報、さらに、カスタマイズした変更が反映されるのは本人だけ、他人の検索には影響しないことを勘案すると、大多数には影響しないと考えるほうが妥当だからです。

さすがは渡辺隆広さん、騒ぎ屋に釘を刺している。

Googleの公式ブログの方も、あらためて見ておこう。

Google Japan Blog: サーチウィキ: 検索結果表示をカスタマイズできるようになりました

本日サービスを開始したサーチウィキを使えば、自分の好みに合わせて Googleのウェブ検索結果の表示をカスタマイズすることができます。ウェブページの表示順位を変更したり、検索結果にサイトを追加したり削除したりできるほか、検索結果にコメントをつけることもできます(作成したコメントは、全て一般公開されます)。

ヘルプも早速用意されているようだ。

  • 機能 : サーチウィキ – ウェブ検索 ヘルプ

公式ブログで気になったのは次の箇所、

検索結果に加えた変更は、変更した本人による検索だけに反映されます。他のユーザーの検索結果には影響しません。しかし、自分の残したサイトについてのコメントは他のユーザーと共有されます。検索結果ページの下の[この検索のサーチウィキメモをすべて表示]をクリックすれば、他の人のコメントを見ることもでき、みんながどのようにそのサイトを評価して検索結果をカスタマイズしているのかもわかります。

「コメントは他のユーザーと共有されます」

なるほど、Googleはソーシャル機能を持たせたいようだ。

しかし、実はこのソーシャル系はGoogleがもっとも苦手とするところ。

Yahoo!に対するGoogleのアドバンテージは、Webページのカタログ作成を、検索会社のスタッフからロボット・アルゴリズムに移行させたことである。

ただ、このロボット・アルゴリズムも検索会社のスタッフが、仕様決定しプログラミングしている。

今SNSは、さらに無秩序に、ユーザーの勝手気ままな成り行き任せがベースである(そのはずでしょ?)。

つまり、スタッフの恣意 → スタッフのプログラム → ユーザーの自然発生的行為、というように遷移しているような気がしているところだ。
キモは、スタッフからユーザーへ主導権が移動しているほど、新しいということである。

Googleはある意味で西欧科学の頂上を極めているだろう。
つまり、科学主義の成れの果てということだ。

これに対して、経済学ではハイエクやナイト、タレブなどが、科学的な決定論を批判している(だよね?)。
また、アロウの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、ゲーデルの不完全性定理は、科学自らが科学の限界を証明しているわけだ。

なお、アロウの不可能性定理では、どんな順位付けルールも絶対の公平をもたらせないと証明しているし、ゲーデルの不完全性定理では、どんなアルゴリズムにも欠陥があると証明されている。

  • 参照:理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書): 高橋 昌一郎

ゲーデルを深読みすれば、検索エンジンがブラックハットとは判定でないブラックハットが必ず存在することになる(笑

SNSでは、YouTubeは買収で事なきをえたのだが、FacebookやTwitterなどは新しい世界を切り開いている。
ただし、SNSの最大の弱点は、自分に相応しいビジネスモデルに出逢えていないということだ。

案外、Googleの凋落は早いかもしれない…

追記 2009-05-09 やっぱり出てきたおっちょこちょいが(笑

  • ASCII.jp:新Google検索にSEO/SEM業界は大困惑?

近い将来、SEO(検索エンジン最適化)業者は困ったことになるかもしれない。

ネットリテラシーの高いユーザーが多いGoogle検索だけに、UIなどの問題が改善されれば、サーチウィキが一気に盛り上がる可能性はある。

Googleに比べ、ネットリテラシーのあまり高くない層も多く使っている「Yahoo!検索」では、今のところ、ユーザーに難しい操作を強いるサーチウィキのような機能が導入されるとは考えにくい。

こんな記事でも、お金をもらえるんだろうから、いいよね。

SEO好きなシロートのブログとちっとも変わらないんじゃない。

せめて、国内大手のSEO会社にインタビューでもしてるんなら物書きのプロと認めるんだけど…

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