nofollowとバックリンクのSEOスコア linkコマンドや検索会社ツールの問題

アンカータグ(a)にrel属性nofollowをつけた場合、このリンク元は、nofollowリンク先に対してバックリンクのSEOスコアを渡さない。ということになっているはずだ。

今回は、Yahoo!のnofollow エクスプローラーやlinkコマンドではリンク元が表示される の続きである。

nofollowの関するGoogleとYahoo!のヘルプ

まず、Googleの ウェブマスター/サイト所有者 ヘルプから。

概要 rel="nofollow" – ウェブマスター/サイト所有者 ヘルプ

「nofollow」は、「このページのリンクをたどらない」や「このリンクをたどらない」といった指示を検索エンジンに与える方法です。

nofollow と指定されたリンクの Google での処理

Google ではこれらのリンクをたどりません。つまり、これらのリンクの PageRank やアンカー テキストを転送しません。nofollow を使用することは、Google のウェブ全体の図式からリンクを除外することになります。

この説明によると、nofollowのリンク先には、

  • ロボットが巡回しない
  • PageRankを渡さない
  • アンカーテキストを転送しない
  • 検索エンジンのインデックスあるいはデータベースの中で、リンクがなかったものとされる

とある。

「アンカーテキストを転送しない」というのは、例えば世のすべてのアダルトサイトなどが、「18歳未満」「出口」「Exit」といったリンクにnofollowを仕込んだ場合は、金輪際これらのキーワード検索でYahoo!やGoogleが上位表示されることはない。ということだろう。

なお、nofollowに関して – ウェブマスターヘルプでも議論が進んで、おそらく解決しているはずだが、nofollowリンクはSEOスコアはまったくないということになる。

次にYahoo!のインフォセンターから。

リンク先のウェブページの巡回制限 ― rel属性の利用 – インフォセンター – Yahoo!検索

YSTは、<a>タグに属性rel="nofollow"が指定された場合、このリンク先のウェブページの巡回を推奨していない、あるいは信頼できるリンクではないとサイト管理者(ウェブマスターやブログのオーナー)が考えているとみなします。rel="nofollow"の指定されたリンクのURLは、新しいウェブページを見つけるために利用されますが、検索結果の表示順序を決める要素としては考慮されません。

「このリンク先のウェブページの巡回を推奨していない」「信頼できるリンクではない」という価値判断がつらいところだが、

  • 新しいウェブページを見つけるために利用
  • 検索結果の表示順序を決める要素としては考慮しない

とあるので、ロボット巡回を除いては、おおむねGoogleと同じ処理をするものと思われる。

つまり、nofollowリンクのSEOスコアはゼロということである。

Google ウェブマスター ツールやYahoo!のサイトエクスプローラー

さて、Yahoo!のnofollow エクスプローラーやlinkコマンドではリンク元が表示される でも指摘したとおり、Yahoo!では、サイトエクスプローラー(日米)やlinkコマンドでも、nofollowリンクを出しているページにもかかわらず、リンク元として表示されるわけである。

念のため、Google ウェブマスター ツールでも、nofollowのリンク元が表示されている。

Google ウェブマスター ツールでもnofollowのリンク元

バックリンクのデータの信頼性

SEOのエキスパートおよびプロは、自サイトや競合サイトのバックリンクを、上記のツールやコマンドでリサーチしているはずだ。

中には、このツールやコマンドで表示される上から順番に、リンク元として評価が高いという者もいるようだが、SEO塾としては「リンク元」としての価値の順番ではないと判断している。

それよりも、nofollowリンク元まで表示される以上、バックリンクとしてSEOスコアを持たないページまで表示されるわけだから、上記のいかなるデータもSEOとして信頼性がないという結論になる。

ということは、ある程度のnofollowを含む無価値なリンク元を表示するという前提のもとに、漠然とした、だいたいこれくらいのリンク数かな? といった態度を決め込むしかない。

ピンポイントのバックリンク調査では、ひとつひとつ、nofollowが埋め込まれているかいないかチェックする…

ちなみに、Google ウェブマスター ツールでは、greasemonkey + Nofollow Checkerでnofollowを見分けることができるようだ。

SEOとしては、激戦キーワードではリンクを中心とした空中戦が主となるだけに、バックリンクのデータの入手から精査の仕方まで、かなり工夫を強いられるということか。

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