GoogleカレンダーとiPhoneの同期 MacのiCalとGoogle Sync

GoogleカレンダーやGmailの連絡先を、iPhoneや、Windows Mobileなどと同期できるサービスが開始された。

Google、iPhone/Windows Mobileに予定表・連絡先プッシュ同期サービスGoogle Sync – Engadget Japanese

Google Syncは iPhoneやWindowsMobile、Nokia/Symbian携帯のネイティブ予定表・連絡先とオンラインのGoogleカレンダー・Gmail連絡先を同期するサービス。ケーブル接続や手動操作の必要なく、Over the Airで(つまり携帯電話のネットワークを通じて)自動的にプッシュ同期されます。端末側で追加した項目もウェブ側から編集した予定もすぐに双方で更新される双方向のサービスです。

Google Syncは、MicrosoftのActiveSync特許のライセンス取得で

各メディアが報じているが、Google Syncは何と、Microsoftの「Exchange ActiveSync」の特許ライセンスを取得して実装できたものということだ。

  • 「Google Sync」ベータ版発表、携帯電話をGmailなどと同期
  • 「Google Sync」でWindows MobileやiPhoneとの予定/アドレス帳同期が可能に:ITpro
  • Google、米MicrosoftのActiveSync特許ライセンス取得:企業IT部門の変革を支援するエンタープライズ実践情報サイト EnterpriseZine

マイクロソフト、グーグルに「ActiveSync」ライセンスを提供:モバイルチャンネル – CNET Japan

Microsoftは米国時間2月9日、技術提供の対象企業リストにGoogleが加わったことを発表した。検索大手のGoogleは、同日発表された新製品「Google Sync」の機能強化を目的に、サーバーと携帯電話の間で情報を共有する「Microsoft Exchange ActiveSync」プロトコルのライセンスを得た。

GoogleとMicrosoftはこれまでもいくつかの分野で協業してきたが、Microsoftによれば、今回の契約は、どちらかの企業の知的所有権をもう一方の企業にライセンス提供する初めての例になるという。

Google Syncについては、カレンダーや連絡先がモバイルツールと同期できるようになったということよりも、GoogleがMicrosoftからライセンスを受けたことの方が驚く。

実は、Appleも「Microsoft Exchange ActiveSync」のライセンスを取得しているらしい。

Microsoftが寛大なのか、他者を圧倒するほどこのジャンルで技術力を持っているのか、ライセンスを供与しないと反トラスト法に引っかかるのか、定かではないが…

GoogleカレンダーをMacのiCal経由でiPhoneと同期

ところで私は、Gmailの連絡先はメインでもないし、持ち歩く必要もないので、GoogleカレンダーとiPhoneのカレンダーさえ同期できればいい。

Googleカレンダー

そのためには、MacのiCal側で設定して、Googleカレンダーを読み込むことができれば済む。

私は、iMacのiTunesとiPhoneを同期しているからだ。

iMacのiCal

iCal本来のカレンダーは使わないようにして、Googleカレンダーで一本化している。

方法はいたって簡単。

MacのiCal側の環境設定で、あらかじめGoogleカレンダー用のアカウントをつくり、アカウント情報でGoogleのユーザー名とパスワードを入力したうえで、下図のようにサーバ設定のアカウントのURLに「https://www.google.com/calendar/dav/ほげほげ@gmail.com/user」を記述する。
もちろん、「ほげほげ@gmail.com」のところは、GoogleカレンダーにアクセスできるGoogleのアカウントと同じものである。

iCalとGoogleカレンダーを同期させる設定

これで、iPhoneと同期が可能になる。

iMacでは、また別のGoogleアカウントを運用しているので、実は凄く便利なことになる。

つまりこれで、メインのWindowsデスクトップ機、Windowsモバイル機(Let’s note)、iMac、iPhoneのすべてのカレンダーが統一されることになるわけだ。

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