お粗末な「Winny利用の果て――家族崩壊した銀行マンの悲劇」

おもしろくない記事。

会社に潜む情報セキュリティの落とし穴:Winny利用の果て――家族崩壊した銀行マンの悲劇 (1/2) – ITmedia エンタープライズ

ファイル交換ソフトウェアに関連した情報漏えい事件が今なお多く、公私での使用を禁止している企業が少なくありません。それでも、やむを得ず使ってしまうことが、どのような悲劇をもたらすのでしょうか。銀行員のN氏(仮名)を襲った事例を紹介しましょう。

これはWinnyに限らず中高年サラリーマンの不祥事にまつわる話でしょ

実にくだらない事例を挙げている。

50代前半で銀行の副支店長となっているN氏。彼は、自宅でも仕事をするために私物のPCを使っていた。

Winny中毒の長男が、自分用のPCが修理中で我慢できず、父親のPCにWinnyをインストール。

そして銀行の内部資料が流出。

結局、N氏は依願退職。

再就職は、警備会社で、夜の勤務。

長男は、大学を中退。

収入ダウンに耐えきれない妻とも離婚。

さてさて、まるで免許更新時に見せられる交通事故を引き起こした加害者の悲惨な物語のようであるが、つまり、そのようにWinnyに限った話でも何でもないってこと。

それに、Winnyが必ず情報漏洩させるわけでもなく、セキュリティソフトを入れておけば、まずは安心なんでしょ?

N氏もWindowsの起動でパスワードを要求するようにしておけば、ひとつ関所があったはずだし。

まあ、記事の執筆者も馬鹿者ではなさそうだから、編集者の要請でわざと下世話に書いたのかもしれないが…

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