Microsoftの「Apple税」 不況でユーザーが買わなくなるのはMacかWindowsか

Microsoftが「Apple税」という言葉を使っているそうだ。

  • Microsoft still pushing ‘Apple tax’ notion | Beyond Binary – CNET News

CNETの原文でも「Apple tax」となっているから、「Apple税」で間違いない。

Apple税とは、なぜMicrosoftがApple税をこの時期に問題にするのか

「Apple税」とは何かなと思うと、

マイクロソフト、再び「Apple税」論を展開 :ニュース – CNET Japan

Microsoftが再び、消費者がWindows PCよりもMacを選んだ場合に支払う、いわゆる「Apple税」を声高に喧伝している。

Apple税は、Microsoftが2008年秋から使い出した言葉。この言葉自体はかなり斬新かもしれないが、中身はおなじみの内容である。ライバル製品を使うとコストが余計にかかると主張するのは、Microsoftの常とう手段だ。

どちらもIntelプロセッサのマシンで動くものの、OSが違うから動くアプリケーションも異なり、比較にならない。しかも、MacはハードとOS込みだが、MicrosoftはPCを売っているわけではない。

Macの場合はWindowsも稼働させることができるので、Microsoftはこれをどう考えればいいのか…

ところで、この記事は次のように結んでいる。

Appleは、富裕層をターゲットにしているBMWなどの自動車メーカーといろいろな意味で似ている。今後Appleは、最近の成長トレンドについて行く のに苦労するだろう。しかし、自動車市場を見ても分かる通り、Ford、GM、Hyundaiといった大手メーカーも大打撃を被っているのだ。

つまり、消費後退の影響は、購入者の属性、収入のベースが違うWindowsとMacの、どちらにより深刻に影響を及ぼすのかということである。

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