Google Danceサイトがヤフーの「グーグル」検索で1ページ目に カテゴリ登録サイトの効き目?
Google Danceという弊社管理サイトが、いつの間にかYahoo!検索「グーグル」で1ページ目に表示されていた。
GRCで確認したところ、12月1日からのようである。
- Yahoo!検索 – グーグル
Yahoo!「グーグル」で1ページ目、サイトエクスプローラーでもwwwなし
また、順位変動が起こるかもしれないので、記念にスクリーンショット。
とはいうものの、弊社にとってのビジネス的意味は皆無に近い。Yahoo! SEOの手柄話に終わるだけである(笑
まず、何代か前のサイトであり、しかもこの公式ブログに案内しているのにRefererがない。SEO塾メインも同様である。
そして致命的なのは、Google Danceサイト自体が「グーグル」検索で、ほとんどYahoo!からやって来ていないのである。
これほど無駄なSEOはない、という見本である。
ところで、Yahoo!カテゴリ登録サイトのwww無しがようやく認知される で書いているが、
今確認したところ、推察どおりにwwwなしでサイトエクスプローラーにインデックス表示されている。
よって、Yahoo!検索の中で、弊社サイトが完全にカテゴリ登録サイトとして、十分なSEOスコアを評価されたことも含む上位表示となるだろう。
Yahoo!のSERPs(検索結果画面)の醜怪さ
最近、Yahoo!のウェブ検索が、重商主義というか拝金主義にのめり込んでいる感じだ。
これについては、検索ユーザーという立場では好ましくないと言うだけである。
特に、GoogleユーザーよりもICTリテラシーが低いと巷で認められている、Yahoo!ユーザーは、おそらく広告とは思わずにクリックしているはずだ。
当然、直帰率も甚だしいと推察される。
オーバーチュア広告主側も、コンバージョンがぐちゃぐちゃになり、お金だけYahoo!に取られて大ごとだ。
私も、かつてブログセミナーを開催するにあたって、オーバーチュアで「ブログ」を出稿したが、msnでトップ表示されたため数時間で10万円くらいドブに捨てた経験がある。
msnユーザーは、Yahoo!ユーザーよりも、もっと読み書きができないから、一番上からタイトルもスニペットも見ずにクリックするのである。
ともあれ、Yahoo!は私企業である以上、利益追求は「どうぞ」というほかなく、やれオークションだショッピングだ、それオーバーチュアだ、と脊髄反射するのも同じ私企業の利益追求として「ご勝手に」と付け加えるしかない。
まあ、今Yahoo!がやっていることは、将来的に明確なビジョンがあるとも思えず、どうせコロコロ変えるだろうから、私は様子見を決め込んでいる。
日Yahoo!は、フロントエンドからYSTバックエンドへ?
さて、「グーグル」の1ページ目表示よりも、ヤフカテサイトのwww無しが承認され、さらにサイトエクスプローラーでもwww無しに統一されたことの方が、私としては重大視している。
これは、カテゴリ登録サイトに対して、今までフロントエンド側の采配として優遇してきたものを、徐々にYSTのバックエンドの処理へ移行させているのではと推察するからである。
潰れるかもしれない、買われるかもしれない、Yahoo! Inc.のYSTに、なぜYahoo! JAPANは虎の子の1つであるヤフカテ情報を移していくのか?
これは逆に、YSTそのものに、日Yahoo!スタッフが大きく関わっている証左であり、そして万が一の時にはYSTを引き取るつもりではなかろうか?
YSTという検索エンジンと、オーバーチュアの元のYSM(Yahoo! Search Marketing)という検索連動広告のシステムが、消滅したりMicrosoftほかの他企業のものになってしまったら大ごとである。
これらの検索と広告を自社のものにしてしまえば、日本およびアジア、またはその地域以外でのOEMによる収益も、より巨大となるだろう。
私は、これがソフトバンクとYahoo! JAPANの危機管理であり、野望ではなかろうかと見ているのである。