商用キーワードのSEO 競合の多い少ないでグーグル・アルゴリズムが変わる?

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ビッグキーワード vs. ロングテールキーワード ~ Googleアルゴリズムの重み付け » 海外SEO情報ブログ・メルマガ

アメリカで著名なSEOコンサルタントの1人、Aaron Wall(アーロン・ウォール)氏が彼の運営するSEO Book.comのブログで、Googleはキーワードの競合度によって重み付けする要素を変えていると分析しています。

これは読み過ごすことができない、重大な内容である。

商用サイト・商用キーワードは、迷うことなく競合の激しいSEOを選ぶ

具体的な数値が示されていて、驚く。

□競合の激しいキーワード

  • ドメイン・オーソリティ:25%
  • リンクのアンカーテキスト:20%
  • 関連サイトからのリンク:20%
  • リンクの多様性:15%
  • サイトの年齢:15%
  • 内的要因:5%

□ロングテールキーワード

  • 内的要因:50%
  • サイトの年齢:15%
  • ドメイン・オーソリティ:15%
  • リンクのアンカーテキスト:15%
  • リンクの多様性:5%
  • 関連サイトからのリンク:0%

競合の激しいとは、誰も彼もがSEOをやっていて、上位表示やトップ奪取が厳しい激戦区だろうが、ほとんどは商用キーワードになってくるはずだ。

非商用で、ただただアクセスを稼ぎたくって、みんながSEOをやり上げるということも考えにくい。

さて、われわれとして考えるべきは、Competitive と Long Tail の境目はどこかということである。

あるいは、競合度やSEO度が変化するにしたがって、上記数値も変動すると考えるのが自然だろう。

もしくは、GoogleだからAdWordsからデータを持ってきているのかもしれない。
入札者数や金額が高いものが、Competitive であるとか…

そのほか、検索数(表示件数ではない)なども、データに入ってくるのかも。

結局、商用サイトや商用キーワードで、心得ておくべきは、ロングテールのSEOのノウハウは、ゆるい上位表示体験は、役に立たないかもしれないということだろう。

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