ビビリのSEO strongやem、bやiは使わない 色付けもfontタグではなくspanで

「羮に懲りて膾を吹く」 – あつものにこりてなますをふく – 過去の失敗に懲り懲りして、無闇に用心深くなること

弊社管理サイトも、あえて検証するとき以外は、無用なトラブルを避けるようにサイトやページを作成するようにしている。ビビリのSEOというわけだ。

特に「strong」「em」や「b」「i」などの強調タグ・重み付けタグを使わなくなった。

SEOの重み付けは、重みが付きすぎて過剰SEOになりかねない

もともと視覚系タグの「b」「i」や「font」タグは、黙示録時代に見切りをつけていたし、論理系タグの「strong」「em」も、SEO的な価値に疑問を持っていて、何よりもキーワード単語を重み付けると非常に危ないと動物的勘が働いたので、これも意識的に使ってこなかった。

ところが、今言ったことをちゃぶ台返しするように、「strong」「em」「b」「i」を、ただただ視覚的効果のためだけに用いていた時期があったのである(笑

  • Sandbox Effect – 砂箱のプリズナーNO.6 :検索エンジン考古学 ::検索エンジン三国志

上記のレッドブルーマゼンタシアンは、CSSで次のように設定していた。

strong{
color: #cc0000;
}
em{
color: #0000cc;
font-style: normal;
font-weight: bold;
}
b{
color: #ff3399;
}
i{
font-style: normal;
font-weight: bold;
color: #0099ff;
}

しかし、どう考えてもWeb標準からは逸脱しているし、SEOとしてもペナルティが恐ろしい。

そこで今は、安全策として「span」にCSSを設定するように変えたのである。

.red{
color: #cc0000;
font-weight: bold;
}
.blue{
color: #0000cc;
font-weight: bold;
}
.magenta{
color: #ff3399;
font-weight: bold;
}
.cyan{
color: #0099ff;
font-weight: bold;
}

<span class="red">レッド</span>、<span class="blue">ブルー</span>、<span class="magenta">マゼンタ</span>、<span class="cyan">シアン</span>

これをコーディングするのが非常に面倒なので、Dreamweaverではスニペットを作って、簡単にセットできるようにしている。

Dreamweaver CS3のスニペット

むかしむかしのSandbox Effect。そしてGoogleのTrustRankやseed、Yahoo!のhub and authority

なお、例に挙げた三国志ブログのエントリーは、あえて「Sandbox Effect」のエントリーをピックアップしている。

この「Sandbox Effect」は、Googleで新設サイトペナルティのように発動していた。今のエイジングフィルターの祖先かもしれない。

思い起こせば、SEO塾が「Sandbox Effect」について発信すると、一部からバッシングを受けた記憶がある。今のTDPと同じだ(笑

真相については、次のとおりだった。

Sandboxはない、ただしSandboxのように見えるスパム排除のアルゴリズムはある – Matt Cuttsのインタビュー

新設サイトを軒並み対象とするSandboxは存在しない。

だから、新設サイトのすべてが順位下落していないはずだ。
ただし、新設サイトの中で、順位下落しているサイトもあるだろう。

Sandboxのように感じられるかもしれない、アルゴリズムのいくつかはある。
Mattは、そのアルゴリズムは、スパム排除のためのものとして認識している。

ところで、先日のGoogleでトップページがSERPsから消えた事件であるが、一説によるとトップ表示のページのTrustRankとかseedとか呼ばれているものが、事故で一時的にはがれて神隠しにあったと…

参照:Googleが商標登録したTrustRank

あるいは、Yahoo!のアルゴリズムについても、HITSやhub and authorityにからめて解析しているのは、私の知る限り渡辺隆広さんと検索エンジン考のa1氏のみである。

まずYSTにおいて、サイト検索あるいはサイトエクスプローラーのインデックスの並び順、リンク検索(サイトエクスプローラー)のリンク元の並び順などは、忘れ去られた「WebRank」のスコア順かと想像をたくましくしている。
WebRankは、PageRankのYahoo!バージョンである。

さらに、キーワード検索の並び順は「オーソリティ」スコアにWebRankスコアを組み込んだものでソートしているのではと考えられる。これに、Yahoo! JAPANが独自のアルゴリズムを加味しているはずだ。
オーソリティ・スコアは、hub and authorityアルゴリズムの適用で、個別ページが獲得するSEOスコアである。簡単には。

もちろん、HITSには弱点も多く、かつYahoo!が素のものを使っているはずもない。GoogleのTrustRankやseedも真実かどうかも分からない。
だが、アルゴリズムの深層に入り込んだときには、見えないものを見なければならなくなる。これが「こちら側の世界」なのである。

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