ブログでSEO Movable TypeとWordPress どちらを選ぶべきか?
SEO塾のメインサイトはグリーンツリー社に委託したMovable Type製であり、社長ブログとこの公式ブログはイーティーネット社に委託したWordPress製である。
前者は、私も監修などで参加している『速効SEOブログ』の広告塔として、そしてなによりも効果測定のため、つまりビジネス的テーマをかかえて、アルゴリズム社とグリーンツリー社のノウハウを最大限に注ぎ込んだ力作である。
後者の2ブログは、アルゴリズム社がビジネス的に次のステージに上がるために、慣れ親しんだMovable Typeから、世界で一番ユーザーが多いWordPressに乗り換える必要があったわけである。
またWordPressは初体験であり、さらに私がphpの門外漢だったために、ブログとメルマガで公開募集をかけて、わが社のビジネスモデルの進行において最もパートナーに相応しいと思われるイーティーネット社と提携するにいたった。
だがしかし、私がブログをはじめたころは、ツールの選択肢はMovable Typeしかなかったような気がする…
いつ、どのようにして、Movable Typeは凋落し、WordPressは世界一となったのであろうか?
Movable TypeとWordPress
そこで、まずは本当にWordPressが世界一のシェアを取っているのか、ググってみた。
なるほど…
この検索結果の最初に表示される数ページを読んでみると、おおよその状況がつかめてきた。
ここで歴史的に詳しく解説されている。
私も同じように、複数ドメインで多数のブログを運営するにおいて、Movable Typeのライセンス料のハードルは高かったので、よく理解できる。
また一ユーザーとしては、たとえMovable Type 4 のオープンソース化によってライセンス料のハザードがクリアされたとしても、シックスアパート社にいだいた不信感や、将来的な不透明性によって、二度とMovable Typeをメインのブログツールにすることはないだろう。
思い返せば、バージョンアップごとにライセンス料を改定(値上げ)するだけでなく、設定やテンプレートの仕様を変更してくれるので、コンマ1あげてはブログが破壊されるという嫌な思いも何回もさせられた。
そういったヘビーユーザーを蔑ろにしては、シェアも落として当然というものだろう。
下記のページも参考になった。
- WordPress 2.5 の使い勝手と Movable Type とのシェア争いとか – nibushibu.com/genki
- WordPress の人気もしくはシェア « :: plasticdreams ::
- Rauru Blog » Blog Archive » WordPress のシェア
最後に、Google Trendsのデータから。
- Google Trends: WordPress, Movable Type
上記をクリックすると2004年からのデータになっている。
そのため、JapaneseやShibuya, Japanでは、Movable Typeの方がWordPressを上回っている。おもしろい。
だが2008やlast 12 monthsのデータにしてみると、見るも無惨だ。WordPressが圧倒している。
最後に、SEOとしてはMovable TypeとWordPressのどちらを選ぶべきか? という質問には、どちらでも好きな方を、と応えよう。
個人的には、MTは独りでカスタマイズできるが、WPはそうはいかない。
よって、孤独にSEOをやるならば、その状況では私はMTを選ばざるをえないだろう。
しかし、頼もしい協力者がいるので、今はWPオンリーの選択肢となっている。
将来的には、最強のSEOブログツールにカスタマイズしたWordPressテーマを公開したい。